心地よく暮らすための
住まいのマメ知識をご紹介いたします
12勉強や仕事に
集中できる間取りとは?
自宅で勉強や仕事をするとき、いつもはしないような部屋の片づけをはじめてしまったり、アルバムや本に手が伸びた挙句に熟読してしまったり、気持ちに甘えが出てしまい何もしないまま時間だけが過ぎ去っていくような経験はありませんか?
例えばカフェなどの視界が開けて適度な賑わいがある空間と、図書館の専用ブースや自習室のように閉ざされて視界が限られている静かな空間、自分はどちらの空間なら没頭できるタイプでしょうか。
リビング、ダイニングテーブル、リビングの横、和室、スキップフロア、廊下、自室、何もない場所、モノにあふれた場所、寝転がってみる、バスルーム、トイレなどの狭い空間、階段など、一見何でここで?と思うところもありますが、まずは今住んでいる家のさまざまな場所で少し勉強や仕事をしてみて、自分のタイプを把握してみましょう。
そしてどんな場所でも大切なのは、必要なものをすぐに手に取れるかどうか。
勉強・仕事の道具を可動式ワゴンや決まった場所にまとめておき、すぐに始められるようにして、モノ探しで集中を途切れさせないようにする。間取りの工夫よりもまずは収納の工夫が最優先かもしれません。