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07防災のための住宅の備えとは?

海に囲まれた島国日本で暮らしていくためには、地震や異常気象等による水害などの災害が起こりうることも想定しなければなりません。

新築の予定がある場合は、地震に適応できる地盤調査を行い、強固な構造にしたうえで、免振装置や揺れに柔軟に対応するような断熱材を採用するなど、建てるときにしか実現できない項目を最優先しましょう。
住宅会社や工務店に相談する際、この点に積極的ではなく明確な答えや提案が得られない場合は、防災意識や技量不足の可能性が高いため、依頼を取りやめるのが賢明です。

今すでにお住まいの家に対策をする場合は、

  • 突っ張り棒やL字金具などの専用グッズで家具を固定する
  • 作りつけの造作家具にする
  • 部屋に物を置きすぎない
  • 物を整理する
  • もしも家具が倒れたときに通路や扉を塞がないよう置く場所に注意する
  • 調理機器や冷暖房機器などは複数の手段や代替品を用意する
  • 食料や水は置き場所を決めて管理し、普段から使う

などが考えられます。

防災用品は専用の商品を用意しなくても、キャンプ用品など日常的に使えるものを選んだり、普段から食べ慣れた食品類を多めに用意して使用しながら入れ替える“ローリングストック”をしたり、しまいっぱなしにせず使ってみることで、劣化や消費期限切れの心配もなく、いざというときに慌てずに済みます。

手間はかかりますが、中には費用をかけずに取り組める項目もあります。今できることからまずやってみることが何よりも重要です。

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