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マメ知識

心地よく暮らすための
住まいのマメ知識をご紹介いたします

住まいの工夫について

02北海道の寒い冬を
乗り切るには?

二重窓・サッシ

本州とは違い、北海道の冬は寒さが厳しく雪も積もる、雪国ならではの住宅環境。
それらに耐えられるよう、家づくりにも工夫があります。

まず、寒さを防ぐために必ずと言って良いほど施工されているのが【二重窓】【サッシ】です。
部屋の中の暖かい空気を、外へ逃がさないため、昔は二重窓がよく用いられていましたが、近年では断熱サッシなどを施工する事が多くなりました。

冷気の浸入や結露を防ぎ、省エネにもつながるため、北海道では良く見られます。

断熱材

断熱性を高めるためや、結露をなくすために【断熱材】を用います。
断熱材をできる限り充分に入れる事によって、結露を起こさないのはもちろん暖かい空気を外に逃がさないため、これも省エネにつながります

無落雪屋根

雪が屋根に積もるのを防ぐ、【無落雪屋根】というものがあります。
屋根に積もった雪による落雪事故を防ぐための一般的な方法です。

過去20年ほどで最も多かった種類が、屋根の中央に横樋と縦樋を持つ【M型無落雪屋根】です。
北海道に積雪量に耐えられる作りで、落雪事故の心配がありません。
無落雪屋根を施工した場合、冬の間2~3回ほど「雪おろし」作業が必要なります。
屋根に溜まった溶けた雪水を放置しておくと、結露が発生し、漏水事故が起きる場合もありますので、屋根の裏面を断熱することも大切です。

最近では、雪を少しづつ自然に落下させる急傾斜の屋根も多くなってきています。
ただその場合は、車を置くスペースに雪が落ちてこないように配慮しなくてはなりません。

ロードヒーティング

北海道の人たちにとって、雪かきも毎年大変な作業です。
家の前にロードヒーティングを施工する事によって、毎年の作業負担が軽減されるため、近年では、施工する人たちも増えています。

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